札幌市西区の狭小地に建つK邸(写真・VR・動画付き)


2021年1月に札幌市西区で新築戸建て住宅をお引渡しさせていただきました。
外壁はブレスレンガ、総2階で三角屋根の美しい外観の家です。住宅会社探しサイトIEZOOM(いえズーム)で、当社のことを知っていただき、モデルハウスやオープンハウスなどを見学いただきました。


階段の手すりに装飾付きのアイアン


玄関にタイルなど素材、意匠面のこだわりも実現できました。


実は、建て主様のご両親も、当時私が勤めていた住宅会社で家を建てていただき、そうしたご縁もありました。
国の基準を大きく上回る断熱仕様 Ua値0.26w(m2K)
気密性能は、測定担当者も驚く0.3㎠/㎡ これは大工の気密施工技術があってこその結果です。

なお、このお住まいはVRや動画でも見ていただくことができます。

VRはこちら 360度カメラで家の中全体を撮影しているので階段から見上げるなど、家全体をいろんな角度から見ることができます。

YOUTUBE動画はこちら参照ください。

※K邸はiezoomに掲載されました。許可を得て転載いたします。

狭小地に誕生、ブレスレンガ採用のパッシブ換気の家 札幌市K邸

三角屋根とレンガの外壁が印象的な外観。いえずきホームで家を建てられたK邸をご紹介します。

K邸のポイント
(1)屋根はコロナルーフ、外壁はブレスレンガを使用した外観
(2)リビング内にスタジオを設置。音楽を自然体で楽しむ素敵な生活
(3)パッシブ換気床下暖房システムを取り入れた快適な住み心地

丁寧にひとつずつ積み上げたブレスレンガの外壁

遠くからも目を引く素敵な外観。屋根はコロナルーフ。勾配屋根ですが、天然石を焼き付けた表面加工によって雪止効果があります。さらに、雪解け時の隣地への配慮として、建物の両側に雨どいを設置しています。

外壁は耐久性が高いブレスレンガで、割れ肌調の質感が高級感を漂わせています。職人が手作業でひとつずつ積み上げて留めるオーバーラップ工法を採用。メインカラーはブラウン系で、玄関ポーチやコーナー部分はグレーを用いてアクセントを演出しています。

K邸はパッシブ換気床下暖房システムを採用の住まいです。新鮮な空気を取り込む吸気筒を建物の側面に設置。しかも、目立たせないように配慮、すっきりとした外観に。

室内にもレンガの表情で、個性と温もりをプラス

玄関ホールのリビングドア横の壁面に、レンガ調のアクセントタイルを採用。室内に温もりや表情をプラスしています。

Kさんのイニシャルをさりげなくあしらった小粋な演出です。

吹上天井に天窓を配置。天井の廻り縁も映えるリビング・ダイニング

2面採光のリビング・ダイニング。正面の窓の上部は吹上天井で、天窓付き。真下のソファに腰かけて見上げると、星空がとてもキレイなのだそう。

キッチン前の壁はやわらかなブルーグレーで表情豊かに。フローリングのカラーはミルキーメイプル、建具は木目がきれいなアップルモカでコーディネート。天井にぐるりと巡らした廻り縁が映えています。

ワンポイントのアクセントになっている、リビングの素敵なブラケット。

リビング続きにスタジオを配置。音楽のある暮らしを楽しむご家族

リビング続きのスタジオで、シンガーの奥さまが歌を録音したり、パソコンで作曲したりされています。壁の内側にグラスウールをたっぷり充填し、壁の表面に防音材を貼って、吸音と防音に配慮。「集中できるし、夜も録音できるので仕事がとてもはかどります」と奥さま。

ご主人の趣味はトロンボーン。1年に1回、学校のOBで集まるコンサートに参加されているそう。ご主人が奏でるトロンボーンの音色を聞きながら寛ぐご家族の姿が印象的でした。

キッチンのカウンターに置かれた小さなスピーカーは、ご家族の素敵な時間づくりに活躍しています。休日は、奥さまの作曲したオリジナルの曲をBGMで流しながら昼食を楽しむことが多いそう。

センスが光るお気に入りの空間と、水まわりの便利な造作

階段の踏板はフローリングと、蹴込板は建具とそろえています。スタジオの入口部分の壁にもブルーグレーを採用。シンプルな中にセンスが光る室内です。「ダイニングからこの空間を眺めるのが、とても好きなんですよ」とKさん。

家族と会話しながらお料理を作れる対面式キッチン。奥さまは食器洗い乾燥機がお気に入りとのこと。ガラス扉からの自然光も注ぎ、気持ちのいいキッチンです。

ユーティリティには造作のリネン棚を設置。高さを調節できる可動棚なので、スペースを無駄なく使えて便利です。

トイレの手洗いカウンターは、機能性に加えて温もりを感じさせるデザインに。

パッシブ換気床下暖房システムを取り入れた住宅づくり

自然の力を利用して1年中快適に暮らせるパッシブ換気床下暖房システム。暖房器具を置く必要がないので、その分、室内を広々と使うことができます。

写真は2階のホールで、床に吹き出しガラリ、天井には排気口を設置しています。ズームアップしてみましょう。

床のガラリ。ここから新鮮な空気が室内へ。

天井に設置された排気口。汚れた空気がここから室外へ排出されていきます。

Kさんご家族に家づくりについてお話をうかがいました

Q.いえずきホームを選んだ理由は

賃貸のアパート時代に一軒家に住みたいと、何年も前からモデルハウスを巡っていた時に、レンガ造りの外観や三角屋根で雪が落ちないコロナルーフ、パッシブ換気という手入れが要らない効率的な換気システムを採用した家づくりに興味を持ったんです。

その時は家を建てず、1年位前にまた家づくりを検討し始めてインターネットで「パッシブ」と「レンガ造り」で検索し、この家づくりを採用している「いえずきホーム」を知りました。山本さんの的確なアドバイスに信頼がおけ、家も気に入り、施工の依頼を決めました。

Q.家づくりで重視した点は

実家は寒かったので、暖かい家に住みたくて。妻の実家は第3種換気でレンガ造り、屋根はコロナルーフの家で大好きな雰囲気でした。

三角屋根の家にも憧れていて。毎日暮らすのだからテンションの上がる家の方が、人生楽しいだろうな、と。同時に、将来的なメンテナンスがなるべく低額で済み、気に入ったデザインで、心地よく暮らせる家を建てたいと考えました。

その点、コロナルーフもブレスレンガもパッシブ換気も、メンテナンス的にも優れていますし本当に良かったなと思っています。

Q.住み心地は

奥さま「音の問題を心配しなくてよくなったのがうれしいです。遊びに来てくれたお友達が、空気がきれいな家だと言ってくれました。場所によって寒いところもないですし、パッシブ換気床下暖房は快適です」。

Kさん「真冬の1月に入居したのですが、玄関土間に暖房のパイプが配されているので、家に帰ると暖かくてほっとします。次の朝には濡れた靴もホカホカで。また、パッシブ換気のおかげで。暑い夏には玄関に入った途端涼しさを感じます。日々の暮らしの中で、気分をリセットしてくれる家です」。

記者の目

ご自分たちの理想の住まいをいえずきホームで見事に叶えたKさんご家族。三角屋根でレンガの家という外観デザイン、夏涼しく冬暖かいパッシプ換気床下暖房、メンテナンスの負担も少なく、のびのびと音楽に親しめる住まい。

最後に住み心地をお聞きしたら、ご夫婦が異口同音に「最高です」と、にこやかに話してくださいました。要望を明快にして家づくりに臨み、それが住宅会社の担当者との出会いや縁につながった実例です。